ハイエースの盗難対策2026|盗難率ワースト7位の実態とGPS追跡で取り戻す方法
公開日:2026年10月29日/更新日:2026年10月29日/著者:HxTiger編集部

この記事の要点
- 警察庁2025年上半期の盗難台数でハイエースは97台・ワースト7位。前年同期の60台から増加しており、依然として狙われ続けています。
- ハイエースが狙われるのは海外需要・高い換金性・部品単位でも売れる点が理由。手口の主流はCANインベーダーで、スマートキーが手元にあっても盗まれます。
- 物理ロックや防犯カメラは「盗ませない」ための抑止策。しかし100%は防げないため、盗まれた後に「取り戻す」GPSトラッカーとの二段構えが有効です。
- GPS・WiFi・LBSの3種測位に対応するGPSトラッカーなら、ヤードや港に運ばれる前に位置を特定でき、警察通報・車両回収の確率を高められます。
ハイエースの盗難はどれくらい危険?最新ランキングで見る実態
結論から言うと、ハイエースは2026年現在も「盗まれやすい車」の上位に居続けています。警察庁が発表した2025年上半期(1〜6月)の盗難台数ランキングで、ハイエースは97台を記録しワースト7位。前年同期の60台から大きく増え、むしろ被害は拡大傾向にあります。
上位の顔ぶれを見ると、1位はランドクルーザーで765台と全体の約3割を占め、前年同期の590台から約30%も急増しました。2位プリウス(289台)、3位アルファード(191台)、4位レクサスRX(141台)と、トヨタ・レクサスの人気車が並びます。
【2025年上半期 盗難台数ランキング(警察庁)】
1位 ランドクルーザー 765台/2位 プリウス 289台/3位 アルファード 191台/4位 レクサスRX 141台/5位 レクサスLX 120台/6位 クラウン 107台/7位 ハイエース 97台
一方、日本損害保険協会の自動車盗難事故実態調査(保険金支払いベース)でもハイエースは上位の常連で、全体に占める割合は約2%前後。調査主体によって数字は異なりますが、「ハイエースが継続して狙われている」という結論は共通しています。
| 順位 | 車種 | 2025年上半期 | 前年同期 |
|---|---|---|---|
| 1 | ランドクルーザー | 765台 | 590台 |
| 2 | プリウス | 289台 | 287台 |
| 3 | アルファード | 191台 | 303台 |
| 7 | ハイエース | 97台 | 60台 |
(出典:警察庁発表「2025年上半期盗難車ランキング」、一般社団法人日本損害保険協会「自動車盗難事故実態調査」)
なぜハイエースは狙われ続けるのか?
ハイエースが標的になる最大の理由は、「換金性の高さ」です。ハイエースは東南アジアやアフリカ、中東など海外で絶大な人気を誇り、中古でも高値で取引されます。頑丈で過走行でも壊れにくいため、10万km・20万kmを超えても資産価値が落ちにくいのです。
さらに、仮に車両丸ごとの輸出が難しくても、エンジンやミッション、ドアなどを部品単位でバラして売ることができます。盗難団にとっては「1台盗めば確実にお金になる」ローリスク・ハイリターンな車というわけです。
加えて、商用・レジャー両用で登録台数が非常に多く、路上や月極駐車場など「盗みやすい場所」に置かれるケースが多いことも、被害が集中する一因となっています。
どんな手口で盗まれるのか?CANインベーダーとリレーアタック
結論として、今のハイエース盗難の主流は「CANインベーダー」です。警察庁のデータでも、盗難の約7割は「キーを車内に残していない=オーナーが施錠して離れた状態」で発生しており、物理的なこじ開けではなく電子的な乗っ取りが中心になっていることがわかります。
CANインベーダー
CANインベーダーは、バンパーやフェンダー内部の配線に専用機器を接続し、車の電子制御ネットワーク(CAN)に侵入してドアの解錠やエンジン始動を行う手口です。スマートキーが自宅にあっても関係なく、わずか数分で車を発進させてしまいます。近年もっとも警戒すべき手口です。
リレーアタック
リレーアタックは、玄関付近に置かれたスマートキーの微弱電波を特殊機器で増幅・中継し、車のそばまで届かせて解錠・始動する手口です。キーを電波遮断ケース(ブリキ缶でも可)に入れるだけで大きな対策になります。
GAME BOY等の解析ツール
イモビライザーやスマートキーの暗号を解析してスペアキーを作る携帯型ツールも確認されています。いずれの手口も、純正のセキュリティだけでは防ぎきれないのが実情です。
今すぐできるハイエースの盗難対策は?
まず押さえるべき結論は、「対策は一つに頼らず、複数を組み合わせる」ことです。犯人は手間と時間がかかる車を嫌うため、layered(多層)に備えるほど敬遠されます。費用と効果のバランスで、できるものから始めましょう。
見せる抑止:物理ロック
ハンドルロック・タイヤロック・ペダルロックは、犯人に「面倒そう」と思わせる最も手軽な対策です。数千円から導入でき、CANインベーダーで解錠されても車をすぐには動かせないため時間を稼げます。
止める備え:セキュリティシステム
CANに侵入されてもエンジンが始動しないようにする後付けセキュリティや、振動・傾きを検知して警報を鳴らすアラームも有効です。工賃込みで数万円〜十数万円が目安です。
環境づくり
自宅では、カメラが届かない高所に防犯カメラを設置し、スマートキーは電波遮断ケースへ。車は壁や別の車にぴったり寄せて駐車し、CANインベーダー機器を差し込ませないようにします。SNSに駐車場所の写真を上げない、毎日同じ行動パターンにしない、といった習慣も大切です。
盗まれた後に車を取り戻すには?GPSトラッカーという最後の砦
結論から言えば、「盗ませない対策」と「盗まれた後に取り戻す対策」はセットで考えるべきです。前章の対策は抑止には効果的ですが、プロの盗難団を100%止めることはできません。だからこそ、最後の砦としてGPSトラッカーが重要になります。
GPSトラッカーは、車に取り付けておくことで、万一盗まれても現在地をリアルタイムで追跡できる装置です。盗難車は数時間でヤードや港に運び込まれ、一度コンテナに入ると回収はほぼ不可能になります。逆に言えば、「運び込まれる前に位置を特定して警察に通報できるか」が車両回収の分かれ目です。
ここで注意したいのが、落とし物向けのBluetoothタグ(AirTagなど)との違いです。AirTagは近くに他人のスマホがなければ位置が更新されず、屋内や人の少ない場所では追跡が途切れます。盗難団もこの弱点を知っており、電波遮断袋に入れられると無力化されてしまいます。

HxTiger GPSでハイエースを守る
「盗まれた後に確実に追える」ことを重視するなら、車・バイク専用に設計されたHxTiger GPSが有力な選択肢です。HxTiger GPSはGPS・WiFi・LBS(基地局)の3種測位に対応し、AirTagのように「他人のスマホ頼み」になりません。屋内や地下駐車場でも位置を推定できるため、追跡の成功率が高いのが特長です。
設置は超強力マグネットで約5秒、工具も配線も不要。ハイエースの車体下や荷室の奥など、犯人に見つかりにくい場所にサッと貼り付けるだけです。SIM内蔵で届いたその日から使え、IP67防水と10,000mAhの大容量バッテリーで、長期間メンテナンスフリーで見守れます。リアルタイム追跡に加え、走行履歴・ジオフェンス(指定エリアの出入り通知)・動体検知・光センサー通知・複数台管理に対応し、PC・スマホの両方から確認できます。社用で複数台を運用する事業者にも向いています。
価格は本体+1年分のSIM込みで¥26,800(税込)、2年目以降は年額5,500円(税込)のみ。AmazonなどでよくあるSIM別売プラン(365日プラン39,900円)と比べると13,100円お得で、ランニングコストを抑えながら大切なハイエースを見守れます。

よくある質問(FAQ)
ハイエースはなぜ盗まれやすいのですか?
海外で高い需要があり、部品単位でも売れるため盗難団にとって換金性が非常に高い車だからです。頑丈で過走行でも価値が落ちにくく、商用車として台数が多いため標的になりやすい点も理由です。警察庁の2025年上半期データでもハイエースは97台でワースト7位に入り、前年同期の60台から増加しています。
CANインベーダーは物理ロックで防げますか?
完全には防げませんが、時間を稼ぐ効果は大きいです。CANインベーダーは配線に機器をつなぎ車の電子制御を乗っ取る手口で、スマートキーが手元にあっても解錠・始動されます。ハンドルロックやタイヤロックなどの物理ロックは解除に時間がかかるため、犯人に敬遠されやすく抑止力になります。ただし盗難を100%止めるものではないため、盗まれた後に追跡できるGPSトラッカーとの併用が有効です。
GPSトラッカーは盗まれた後に本当に役立ちますか?
役立ちます。GPSトラッカーは盗難を防ぐのではなく、盗まれた後に車両の現在地をリアルタイムで把握し、警察への通報や車両回収につなげる装置です。ヤードや港に運び込まれる前に位置を特定できれば回収率が上がります。HxTiger GPSはGPS・WiFi・LBSの3種測位に対応し、屋内や地下でも位置を推定できるため、追跡の成功率を高められます。
ハイエースの盗難対策にかかる費用の目安は?
本格的なセキュリティシステムの取り付けは工賃込みで数万円〜十数万円が目安です。ハンドルロックなど物理ロックは数千円から始められます。GPSトラッカーは本体とSIM込みで初年度2万円台、次年度以降は年額数千円という選択肢もあり、万一の車両回収という観点では費用対効果の高い備えといえます。